King of Pain

車のクーラーは直ったと思ったんですが・・・
やっぱり調子悪いみたいで・・・
おかげで潮風を身体いっぱい満喫する夏の湘南カーライフ・・・(滝汗)

猛暑の・・・いや、酷暑のこの夏、
皆さんお変わりなく過ごしてますか。

自分と言えば、
夏生まれなので暑さには自信がありましたが・・・
流石にこたえましたね、ぇぇ。

お休みは特に出かける訳でもなく、ゆっくりしました。

朝、歩いて浜に出て、甲羅干し・・・
海岸の屋台でタイやアフリカのランチを楽しんで、
昼間からビールやモヒートを・・・

こちらに住む者にとってはごく普通の夏の休日の過ごし方なんですけど、
実は、極上の贅沢なんだと、
つくづく感じました。

「被災して困っている人がいるってのに・・・」
「放射性物質はそこにも来てるし・・・」
「また何時地震、そして津波が来るかもしれないのに・・・」

ご意見様々おありでしょうけど・・・
承知の上でございます。

不愉快に思われたら申し訳ございません・・・

のんびりして、
家族と未来の話をして、
ありがたい時間です・・・



本当は6日や15日あたりに紹介したかったお話です・・・

3月11日の震災後
広島の母親のところに、叔父(母の兄、現在三重県在住)から電話がきたそうです。
これだけだと当たり前の話なんですけど、
普段電話連絡とかは叔母がしてくるもので、
叔父自らというのは少し意外なんです。
まあ、あんな事があった直後ですから、意外な行動もありなのですが。

お互いの無事を確認して、
テレビ等から知った被災の酷い現地の様子を
二人で憂いていたようです。

叔父がポソリと話し始めたそうです・・・

テレビで見る東北の街・・・
津波によって全てを持ち去られた荒野のような街・・・

叔父が青年だった頃見た、
広島の街と恐ろしいほど酷似していたそうで・・・
いろいろな事を思い出したようです・・・

いつも堂々としていて、強いイメージで、
母もとても尊敬している叔父が、
無性に家族の声を聞きたくなって、
自分から受話器を取ったのだろうと・・・

広島に最大の悲劇がもたらされた時・・・
叔父は家族の安否を確認し、助けるために、
出来る限り急いで広島に駆け戻ったのでしょう。

その時は、すぐに近寄っては危険な状況である事等、
知る由もありませんでしたし・・・
例え知ったところで、
おそらく叔父は迷う事無く、
家族を捜すべく街に入った事でしょうが・・・

最初に変わり果てた街を見たとき、
叔父は、
何を思ったのでしょうか・・・

戦争ではなくて、天災・・・
兵器ではなくて、発電施設・・・
・・・一瞬のうちにすべてが奪い去られて、苦しめられ続ける日々・・・

原因は違いますが、
結果があまりにも類似しているのでしょう・・・

叔父は今何を考えているのでしょうか・・・





奇跡的に母を含めて何人かの家族が生き残り、
叔父が父親代わりとなって・・・

今までにどれだけの苦労、努力があったのか・・・

いつも愉快に戯けてくれるばかりで、
つらい話や、苦労話をほとんどしない叔父、
自分の父や母もそうですが、
辛さを人に見せない生き方が凄く素敵で・・・
いや・・・人に話したくない、
思い出したくない「トラウマ」が多くあるのかもしれませんが・・・
いずれにしても日々明るく前向きに暮らす姿は、
素晴らしいと思います。

現在の幸せは叔父たちのおかげなのだと・・・

心から感謝と尊敬のこの夏です。


先日車のラジオから流れてきた曲・・・
The Police80年代初期の楽曲を誰だか知らないけどかっこ良くカバーしていました。
ヘビーにアレンジされた曲に惹かれて聞き入りましたが、
思えば今の我が国を詩っている様ではありませんか・・・

(後日調べました、是非見てみて)





Todays Title & Music
King of Pain (org The Police)
By Mudvayne

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